news 2019.6.28
 
Rトピックス

続・芦屋の石造り団地で、ビジネスをはじめてみませんか?

神戸R不動産/有限会社Lusie
 

生まれ変わる歴史的建造物「旧宮塚町住宅」。前回のコラムでは第1期募集について告知しましたが、おかげさまでたくさんの応募をいただき、入居者も決まりました。
今回は、新たに始まる第2期募集についてお知らせします!(アトリエ・事務所区画)

(*本プロジェクトは芦屋市の事業として賃貸人募集業務を神戸R不動産が担当するものです)

芦屋の石造り団地の1階はものづくりの職人のアトリエや、老舗紅茶店「MUSICA TEA(ムジカティー)」のサロンがオープン予定です。

大人気だった第1期募集。入居間近です

芦屋市宮塚町付近を通過すると見えてくる2階建ての石造りの団地。

芦屋市宮塚町、駅からほど近い住宅街。マンションが立ち並ぶ中に突如として石造りの低層団地「旧宮塚町住宅」が現れます。この希少な石造りの建物を再活用すべくリノベーションして、2019年2月から始まった1階4室のアトリエ区画の募集(第1期の募集概要はこちら)に、たくさんのご応募を頂き、最終的に4組の事業者が決定しました。この初夏より入居が始まっています。

このときの募集では、ものづくり関係の事業者や飲食事業者を主な対象とした募集でした。最終的に入居されることになった工房は、カバン製造の「AMEERIEGA TORIBITATTA」、革靴製造の「ツムジ靴店」、ガラス工房「火の果ぐらす」、3つとなりました。また、西側道路に面した区画には、関西の紅茶専門店としては老舗で知られる、「ムジカティー」がオープンする予定、一般の方が気軽に紅茶を楽しんで頂ける空間となる予定です。※オープン予定日は各事業者により異なりますので、個別にお問い合わせください。

(左) 革靴製造「ツムジ靴店」内で作業する靴職人の辻さん。(右)「AMEERIEGA TORIBITATTA」さんのアトリエ。

第2期募集内容について

窓サッシュや手すりなどが補修された外観。2階のサッシュについても2期募集にあわせて塗装されます。

今回募集となるのは2階の3室(6号室〜8号室)。敷地の北側には芦屋市所有の敷地がありますが、利用方法は未定です。

今回の募集では、主に大きな設備を必要としない方で、アトリエや事務所として利用される事業者を募集します。今回の募集における主な入居者イメージ像:ものづくりの職人(雑貨・小物など)、プロダクトデザイナー、グラフィックデザイナー、内装デザイナー、映像作家、作家・ライター、編集者、建築家、その他ベンチャー事業者など。ただし、必ずしもこれらの職種に限定するものではありません。

以下については今回受付しておりません。
・ 店舗(予約なしで一般不特定多数の一般の方々を集客することを前提とする事業者)
・ 飲食系事業者(食品製造・料理教室を含む)

前回同様ですが、入居においては審査があります。当事業では「スタッフ5名以下の小規模事業者」「これから起業する事業者」「女性の事業者」の支援を掲げており、テナント選定の上でそうした方たちを優先します(※絶対条件ではありません)。
また事前審査において、差別化を生み出すことのできる個性や、ビジネスが成立できるであろう現実味、拠点をこちらに置いてもらうことによって芦屋市の雇用を継続的に生み出してくれそうかという成長可能性なども、評価させて頂くことになります。

■募集概要(6号室〜8号室)
募集戸数:3戸
専有面積:36.5平米
賃料:6.3万円
定期借家5年
保証金: 3ヶ月を予定。
設備:トイレ・キッチン付、給湯器・エアコンはありません。内部はインフラ(電気・トイレやキッチンなどの給排水)などのベーシック部分の整備と、内装を整える程度の改修工事が実施されます。

2階8号室の間取り。

参考まで、改修を行った1階の現況写真です。2階も現在の内装は取り払い、天井や床はコンクリートむき出しの空間になる予定です。ベーシックな設備(電気のダクトレール、コンセント、キッチン、トイレなど)は整備されます。

1階の別カット。石の躯体の様子が一部垣間見える形になっています。2階もこのような感じとなる予定で、1〜3名程度の事務所にちょうど良い大きさではないかと思います。

内見お申込みは2019年7月20日まで

ご興味があり審査基準を満たすと思われる方は、こちらから内見申込みをお願いします。個別回答をさせていただきます。

内見日は以下の日程となっています。
7月19日(金)、20日(土)、21日(日)、26日(金)、27日(土)、28日(日) いずれも13時半〜16時半の間で30分程度時間をご指定頂きます(どうしても当該日程で都合がつかない方は個別ご連絡ください。)

なお、芦屋市では今後当エリアでの地域イベントの活動等にも積極的に協力をしていく姿勢であり、施設北側の敷地や、近隣の宮塚公園で定期的なイベントなども計画する予定です。入居希望者で、もし地域振興につながるイベントで何かしたいことなどあれば、その点についても良かったらコメントください。

〜内見申し込みのメールには、以下をお書き添えください〜

1. 検討しているお部屋のタイプ:6号室、7号室、8号室
2. 業種:
3. お名前や屋号:
(過去の業歴や活動内容がわかるようなウェブサイト、SNSアカウントがあれば、あわせて明記してください)
4. 業歴:
5. この場所で実現したいこと:
6. 地域振興につながるイベント等活動について(もし、してみたいことがあれば):

内見のお申込みはいったん、7月20日で締め切りとさせていただきます。またお問い合わせ頂いた方に、個別質問をさせて頂く場合があります。

内見後、入居申し込みをされる方は、事業計画書と入居申込書を8月10日までにご提出頂きます。その後審査が8月下旬に実施され、8月末に入居者が決定する予定です。入居開始は10月初旬の予定をしています。その後入居者による工事(入居後に工事が必要な場合のみ)、入居が可能となります。

芦屋市の市街地にある歴史ある石造りの建物、多種多様な業種の方々が入居して新たな場所に生まれ変わっていくこととなれば良いと思っています。
それぞれが思い思いのビジネスをスタートし、空間をつくりあげてもらえれば。ぜひお問い合わせお待ちしております!

1階南側を外から見たところ。これから第1期入居者が先行して入ってきますが、どのような日々の光景が繰り広げられていくのか楽しみです。第2期の方々も、ご応募お待ちしています!

「旧宮塚町住宅」第2期募集(アトリエ・事務所区画)

内見日程:
7月19日(金)、20日(土)、21日(日)、26日(金)、27日(土)、28日(日)
13時半〜16時半の間で30分程度

内見お申込みの締め切り:7月20日(土)

お申し込みフォームはこちら
※お問い合わせ欄に「旧宮塚町住宅内見希望」とご記入ください

〜内見申し込みのメールには、以下をお書き添えください〜
1. 検討しているお部屋のタイプ:6号室、7号室、8号室
2. 業種:
3. お名前や屋号:
(過去の業歴や活動内容がわかるようなウェブサイト、SNSアカウントがあれば、あわせて明記してください)
4. 業歴:
5. この場所で実現したいこと:
6. 地域振興につながるイベント等活動について(もし、してみたいことがあれば):

内見後のスケジュール
入居希望者 事業計画書・入居申込書の提出期限:8月10日(土)まで
8月末に入居者決定
入居開始は10月初旬の予定

おすすめコラム
 
カテゴリホーム
コラムカテゴリー
 
特徴 フリーワード
フリーワード検索
関連サービス
 
メールサービス
 
SNS
 
関連コンテンツ
 
R不動産の本
 
公共R不動産のプロジェクトスタディ

ローカルエコノミーのつくり方
ミッドサイズの都市から変わる
仕事と経済のしくみ

「顔の見える経済」をつくる




公共R不動産のプロジェクトスタディ

公共R不動産の
プロジェクトスタディ

公民連携のしくみとデザイン




公共R不動産のプロジェクトスタディ

CREATIVE LOCAL
エリアリノベーション海外編

衰退の先のクリエイティブな風景




団地のはなし 〜彼女と団地の8つの物語〜

団地のはなし
〜彼女と団地の8つの物語〜

今を時めく女性たちが描く




エリアリノベーション 変化の構造とローカライズ

エリアリノベーション:
変化の構造とローカライズ

新たなエリア形成手法を探る




PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた

PUBLIC DESIGN
新しい公共空間のつくりかた

資本主義の新しい姿を見つける




[団地を楽しむ教科書] 暮らしと。

[団地を楽しむ教科書]
暮らしと。

求めていた風景がここにあった




全国のR不動産

全国のR不動産:面白く
ローカルに住むためのガイド

住み方も働き方ももっと自由に




RePUBLIC 公共空間のリノベーション

RePUBLIC
公共空間のリノベーション

退屈な空間をわくわくする場所に






toolbox 家を編集するために

家づくりのアイデアカタログ






団地に住もう! 東京R不動産

団地の今と未来を楽しむヒント






だから、僕らはこの働き方を選
んだ 東京R不動産のフリーエー
ジェント・スタイル






都市をリノベーション

再生の鍵となる3つの手法






東京R不動産(文庫版)

物件と人が生み出すストーリー






東京R不動産2
(realtokyoestate)

7年分のエピソードを凝縮






「新しい郊外」の家
(RELAX REAL ESTATE LIBRARY)

房総の海辺で二拠点居住実験






東京R不動産

物件と人が生み出すストーリー






POST‐OFFICE―
ワークスペース改造計画

働き方の既成概念を変える本