古民家から見える景色は畑だけ。 そんなことはありません。 今回ご紹介する物件は神戸の景色を一望できる、いわゆる戦前のお屋敷的な日本家屋なんです。
リフォーム工事中にお邪魔しました。大工さんによると住めるような家ではなかったと。ですが、昔の建具や古材など今ではなかなか使えない高価な木材を使って建てられている古民家の良いところをそのまま残しながら、再生に取り組まれていました。なので改装する必要はなく、すぐに住める古民家。
部屋中に畳と木の香りが広がり、日当たりもよくとても心地よかったです。
お家のすぐ後ろには広々としたウッドデッキがあり、ヨガをしたり、ハンモックを置いてお昼寝をしたり。となんでも活用できそう。 すぐ裏手は山なので、家から出ずに山を探索をしている気分。 今は誰も住んでいないので、隣の敷地でたぬきが昼寝していることもあるみたい。
水回りはキレイにリフォームされ、大きな窓から入り込む明るい光や、青々とした木々を見るために きっと早起きが楽しみになる。
住みながらアトリエ・ギャラリーに、創作活動の拠点に使えそう。 あの景色を見ているとどんどん面白いアイデアが浮かんでくるはず。行き詰まってしまったらウッドデッキで大きく深呼吸をして、 よーし!また頑張ろう!
氷室町について簡単にお話します。 そもそも氷室とは、製氷する技術がなかった頃、冬場にできた天然氷を保管しておくための氷の部屋。そして近くにある氷室神社の裏には氷室があり、その中の天然氷を仁徳天皇に奉納したところ 大変喜ばれたそう。 それ以来、毎年天皇に天然氷を奉納するようになったと言われています。
今ではこの氷室神社は、恋愛成就パワースポットとして全国から参拝客が訪れているので、 既にご存じの方も沢山いるのでは。
それでも氷室町ってどのあたり? って方もいらっしゃるかと思います。
兵庫区の山側に位置し、 神戸市営バス「石井町」停留所から徒歩で約5分。 三宮、神戸までバスでどちらとも約20分。 東山商店街までも徒歩で約10分。 最後の坂道がかなり急なので、市場で沢山の食材を買った帰り道は少し大変かも。
北野のエリアだと洋風の可愛らしい建物が沢山並んでいますが、兵庫区のこの辺りは味のある長屋や平屋建てが今もなお建ち並んでいます。 そして市場や酒屋さん、銭湯もいくつかあります。 そんな下町の風情が佇む街で生活し、少し足を伸ばせば都会にも行ける。
そんな新旧MIXな古民家暮らし始めてみませんか。
※まもなく完成予定です
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