【※写真は数年前に撮影のもので、現状は経年劣化が進んでおります。】 石垣みたいなゴツゴツとしたファサードのコア部分に切妻屋根のヴォリュームがぶっ刺さったインパクトのある建物。六甲の森の少し奥まった場所に建っています。
森を歩いてこの建物を目にした瞬間から独特なオーラを放っていることに気づきます。 平面図をみるとその独特な計画がわかりやすい。使われている素材よさ、コストのかかる形状をしていることから、バブル当時の空気感が伝わってきます。
180度緑に囲まれたこのロケーションは、この上ない気持ち良さが味わえます。六甲の南側の建物とは違い、日当たりは控えめでひんやりとしたイメージなので、夏場に避暑のために使うのもいいかと。
建物に入るにあたって、まずはピロティがお出迎え。中に浮いた二階部分とそれを支える円柱の柱の迫力に圧倒される。湿気がたまるのを防いでいるのだろうか。
エントランスは螺旋階段が特徴的な吹き抜け空間で開放的な印象です。そのままアール状の壁のラウンジにつながっています。そして窓から見えるのは木々のみ。
1階2階に大小の個室があり、またそれぞれに洗面と浴室がついていてホテル的な印象。ただ、現在の間取りに囚われすぎずに、想定する用途に合わせて改修することや増築などもご検討頂ければ。
最寄りのバス停からは本数は少ないですが、六甲ケーブル山上駅や阪急六甲駅までのバスが出ています。
用途としては、別荘的な使い方はもちろん、保養所やワーケーション施設として使うことが考えられます。用途上の規制緩和があるので、オフィスや宿泊施設など各種事業も検討可。また、工事費等の助成金もありますので、お気軽にご相談下さい。 |